<全国都道府県対抗男子駅伝>◇18日◇広島・平和記念公園前発着(7区間=48キロ)

 箱根駅伝の山上り5区で快走した神野大地(青学大)を擁し、優勝候補に挙げられていた愛知は、1区の山藤(愛知高)が低体温症と脱水症状を併発し、中継所直前で倒れた。

 力を振り絞って四つんばいでたすきを届けようとしたが、ライン手前で2区の走者がたすきを拾ってスタートしたため、無念の失格となった。

 それでも神野は「自分の走りをしよう」と最終7区を力走。箱根駅伝後は取材に追われて練習が思うようにできなかったと言うが、区間3位の37分36秒をマークし「この大会で勝負できたのは自信になった」とはにかんだ。