日本陸上競技連盟が20年東京五輪での活躍が期待される選手として認定した「ダイヤモンドアスリート」が30日、初の海外遠征に出発した。

 高跳びで14年ユース五輪銀メダルの平松祐司(18=西城陽高)ら4選手がスウェーデンで来月9日まで、世界王者を輩出した有名コーチに指導を仰ぐ。人生で初めて欧州を訪れるという平松は、「日本とは技術も全然違うと思う。足りない部分をこの合宿で見つけて、持って帰りたい」と胸を躍らせた。「ダイヤモンドアスリート」は20年東京五輪に向けた若手選手発掘・育成プロジェクトで、今年1月に11選手が選出されている。