4月26日のロンドン・マラソンを最後に第一線から引退する女子マラソンの世界記録保持者、ポーラ・ラドクリフ(英国)は30日、約3カ月後のレースに向け「特別な記憶に彩られた大会。以前のように走れないが、全力を尽くしたい」と意気込みを語った。

 大会後も“生涯現役”で楽しく走り続ける意向も明らかにした。

 41歳のラドクリフは2003年のロンドン・マラソンで2時間15分25秒の世界記録を樹立した。近年は故障に苦しんできたが「最後にもう一度、子どものころから憧れた舞台に立てることを感謝したい」と語った。