イタリアのアンチ・ドーピング機関は12日、北京五輪陸上男子50キロ競歩覇者でロンドン五輪期間中に禁止薬物使用を認めて資格停止となったアレックス・シュバーツァーについて、ドーピング検査を受けなかったことによる処分を追加したと発表した。

 従来は来年1月29日までだった処分が、4月29日までに延長された。

 シュバーツァーは違反発覚後に引退を宣言したが、その後に2016年のリオデジャネイロ五輪を目指すと表明。出場の可能性はまだ残されている。