日本陸上短距離界のエース塚原直貴(25=富士通)が「和洋折衷トレ」の成果を約3カ月ぶりの実戦で試す。26日、欧州遠征へ出発。6月の日本選手権で両太もも裏を肉離れし、戦線離脱したが、今回の9月4、5日のコンチネンタル杯(クロアチア)を含めた欧州3戦で復帰する。練習再開後は高野コーチから助言を受け「昨年みたいに足を地面に押しきるのではなく、押すまでのインパクトを意識している。重心の運びがスムーズになった」と手応え。今春は米国のゲイと練習し、両方のいい部分を取り入れたという。「(同大会出場のゲイに)『少し力を貸して』とメールした」と再会を切望した。