男子マラソンで2時間3分59秒の世界記録を持つ37歳のハイレ・ゲブレシラシエ(エチオピア)は15日、短文投稿サイトのツイッターに「走ることはわたしの血の中にあり、競技を続けることに決めた」と書き、引退撤回を表明した。代理人のヨス・ヘルメンス氏は同日、電話取材に対し「東京マラソンは出場する。ひざは重傷ではなく、1週間程度で練習を再開できるだろう」と述べ、来年2月の大会に予定通り来日する見通しを明らかにした。37歳の同選手は7日のニューヨークシティー・マラソンを右ひざ痛で途中棄権した後、突然の現役引退を発表していた。