箱根駅伝5区で3年連続の区間賞を獲得した「山の神」東洋大の柏原竜二(3年)が、23日の都道府県対抗男子駅伝(広島市)を体調不良で欠場することになった。福島県代表でメンバー登録していたが、22日の監督会議で外れた。急勾配の箱根路を激走した反動から、軽症とはいえ股関節、左かかと、ひざに痛みがあるという。同大学長距離部門の酒井監督は「箱根の疲労が抜けなかった。本人も、しっかりした状態でないと迷惑をかけると話していた」と説明。柏原は新チームの主将に就任したばかりだが、しばらくはコンディションの回復に努め、2月26日の福岡国際クロスカントリーでレースに復帰する予定だ。