殺人罪に問われている両足義足の五輪陸上短距離走者、オスカー・ピストリウス被告(26=南アフリカ)は、5月下旬までに予定していた5つの大会への出場を取りやめた。マネジメント会社が18日までに発表した。現在、首都プレトリアの警察署に勾留されている同容疑者は19日、保釈をめぐる審理のため裁判所に出廷する見通し。同社によると、殺人容疑について争う方針という。同社の声明は、出場を取りやめた理由について、同容疑者を「今後の法的手続きに集中させるため」としている。