歴史的快挙の源は「失恋パワー」にあった!?

 箱根駅伝を圧倒的なタイムで初制覇した青学大のV戦士が一夜明けた4日、日本テレビの番組をハシゴした。

 朝は7時半からの「シューイチ」に生出演。そこで思わぬマル秘ネタが披露された。復路6区を区間2位で快走した村井駿(3年)が、解放感からか「実は失恋しちゃったんです」と最近の私生活を吐露。これには原晋監督(47)も「えっ恋してたの?」と突っ込みを入れ大爆笑を誘った。

 お次は7区区間賞の小椋裕介(同)。「往路のおかげで優勝したと言われるのは絶対に嫌だった」と“硬派”な答え。そこで「同部屋としてどうですか?」と質問を振られた、4区で区間新の田村和希(1年)が暴露ネタを口走ってしまった。「実は小椋さん…彼女と別れたんです」。再び大爆笑の後、小椋が汗をかきかき「箱根に集中して(付き合いが)おろそかになって…。クリスマス直前に『好きな人ができて』と…。でもスッキリした」と事実関係を説明した。

 優勝の舞台裏には、こんな「失恋たすきリレー」があった。和気あいあいのチーム一丸でつかんだ初優勝の美酒。原監督も「神野は山の妖精ですね」「ワクワク大作戦、大成功。パート2をお楽しみに」と最後まで上機嫌だった。【渡辺佳彦】