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今年も“秒差”の大混戦!?

 トヨタ自動車が1区12・3キロに宮脇千博(20)を起用した場合、1区でよく見られる“秒差”ではなく、20秒~30秒のリードを奪う作戦となる。宮脇が3区に回れば、1区は混戦となり、1万メートル27分台ランナーの誰かが走る旭化成が区間賞候補だろう。

 2区8・3キロはインターナショナル区間。前回9人を抜いてトップに立ったジェイラン(22=Honda)が、その再現を狙う。日本選手で勝負する旭化成は、ここを「1分以内の差」(宗猛監督)でしのぎたい。

 3区13・6キロはトヨタ自動車が宮脇か高林祐介(24)で、前回同様トップに立つ可能性が高い。日清食品グループは選手層こそ厚いがチーム内2番手が若干弱い。トヨタ自動車との差を最小限にとどめておきたい。

 最長区間の4区22キロでエースが激突する。日清食品グループの佐藤悠基(25)が30秒程度の差なら逆転トップに立つか。トヨタ自動車は尾田賢典(31)がどこまで踏ん張れるか。コニカミノルタの宇賀地強(24)が日清食品グループと近い位置でタスキを受け取れば、佐藤との壮絶なデッドヒートとなる。旭化成の堀端宏行(25)、トヨタ自動車九州の今井正人(27)、中国電力の岡本直己(27)、安川電機の中本健太郎(29)らはチームを上位に定着させるのが役目だ。

 5区15・8キロ、6区12・5キロ、7区15・5キロは選手層の厚いチームが強い選手を配置できる。日清食品グループとトヨタ自動車のマッチレースが展開されそうだが、「6、7区と区間賞を取らないと優勝できない」(宗猛監督)という旭化成が“2強”に迫るか。

 前回同様“秒差”の決着も十分にあり得る。

 ※区間最終エントリーは12月31日です。また大会当日(2012年1月1日)の朝にも競技者が変更になる可能性があります。









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