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富士通・柏原は4区か5区に登場?/展望

 優勝候補の筆頭に挙がるのが連覇を目指す日清食品グループだ。4区にロンドン五輪5000メートル、1万メートルの2種目に出場した佐藤悠基(26)という切り札を置けるのが強みだ。後半に強い選手をそろえる旭化成、富士通以外のチームは3区までに前に出たいところだ。

富士通入りした「山の神」柏原。写真は12年3月の入社会見
富士通入りした「山の神」柏原。写真は12年3月の入社会見

 最近の1区は日清食品グループ、旭化成、カネボウとスピードランナーの多いチームが区間賞を取ってきた。スローペースになることが多く、20位くらいまでが20秒の間にひしめく大混戦が予想される。

 2区は唯一、外国人選手が出場できるインターナショナル区間。日本選手だけの旭化成は例年、ここで大差をつけられてきたが、今回は1万メートルで27分44秒30の記録を持つ新人の鎧坂哲哉(22)が出場を志願。1分半前後開いてきた差を40〜50秒にできれば、後半の逆転劇が期待できる。

 展開を大きく左右しそうなのが3区だ。日清食品グループは東日本予選でテストした若松儀裕(26)がいまひとつの出来。トヨタ自動車は2年前は高林祐介(25)が、前回は宮脇千博(21)が区間賞を獲得している。不調に陥っている2人の復調次第では優位に立てる。

 4区は日清食品グループの佐藤が、中継時に20〜30秒のビハインドなら前回同様トップに並ぶだろう。成長著しいトヨタ自動車の宮脇、コニカミノルタの宇賀地強(25)が佐藤に挑む。

 旭化成同様選手層の厚さで勝負するのが富士通。注目の柏原竜二(23)は最長距離の4区か、向かい風に強い特性を生かせる5区での起用が予想される。柏原でトップとの差を一気に詰めたい。日清食品グループは前回5区区間賞の高瀬無量(23)が故障で東日本を欠場。復調していれば今回も独走に入れる。

 6区、7区の焦点は旭化成の追い上げだ。1万メートル27分台選手や日本代表経験者を終盤に残している可能性もある。コニカミノルタも松宮隆行(32)を7区に起用できると侮れない。









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