ニューイヤー駅伝(1月1日、群馬)で、21世紀になって6度の優勝を誇るのがコニカミノルタだ。08年を最後にキングの座を離れているが、今季は東日本予選を7年ぶりに制し、久々の優勝に手ごたえを感じての出場となる。核になるのが主将の宇賀地強だ。今季だけで1万メートル27分台を3回もマーク。安定感はピカイチで、エース区間の4区で日清食品グループの佐藤悠基に対抗できる存在となった。北京五輪1万メートル代表の松宮隆行はマラソンに移行中。全盛時のスピードはないが、後半区間でいぶし銀の走りを見せる。3区を任せられるスピードランナーが育てば、7度目の優勝が見えてくる。