<世界陸上>

 大会3日目(29日)の男子ハンマー投げで金メダルを獲得した室伏広治(36=ミズノ)が、一夜明けた30日、あらためて喜びを口にした。会場の大邱スタジアム内で午前9時から会見。睡眠時間は3時間程度だというが「うれしいことなので(睡眠不足も)目はちゃんと覚めました。いろいろな人から祝福されて本当にうれしい」と目を細めた。世界記録保持者のユーリ・セディフ氏(56)からも祝福のメールが届いたという。

 アテネ五輪で金メダルを獲得。世界陸上で金、銀、銅と3色のメダルもそろった。今後のモチベーションは?

 の問いかけに「ロンドンのメダル」。そのためには「対策を考えて、いい試合ができるように頑張りたい」と語った。男子の世界陸上最年長金メダリストは、温和な表情で約30分間の会見に応じていた。