陸上世界選手権の女子走り高跳びに出場したママさんジャンパー福本幸(36=甲南学園AC)の家族がスタンドから声援を送った。

 約10時間かけて一昨日、モスクワ入りした。娘の光玖ちゃん(3)を抱いて観戦した夫の義永さん(よしひさ=40、京都陸協)は「お疲れさまと言ってあげたい」と労をねぎらった。義永さんは今も現役選手として走り高跳びを続けており、競技面で福本にアドバイスを送ることも多い。

 この日の跳躍に「動きが一回一回バラバラな感じだった。助走は悪くないが、詰めが甘かったと思います」とコーチの目で話した。