米国強い40点差圧勝/世界バスケ

- ダンクシュートを放つ米国アンソニー(AP)
<男子バスケットボール世界選手権:米国113-73オーストラリア>◇決勝トーナメント1回戦◇27日◇さいたまスーパーアリーナ
王座奪回を目指す米国が豪快にベスト8進出を決めた。第2Qだけでダンクシュートを3本決めるなど前半で勝負をつけ、オーストラリアに113-73で大勝した。20得点のカーメロ・アンソニー(22)を筆頭に今大会チーム初の全員得点で、計6試合で5度目の100点試合をマーク。優勝候補ドイツは78-77でナイジェリアに辛勝し、フランスはアンゴラを68-62で下した。欧州王者ギリシャも8強入りした。
米国の勢いは決勝トーナメントに入っても止まらなかった。第2Q1分33秒、ジェームズから鋭いパスを受けたボッシュが豪快なダンクを決め、満員1万4800人の観客にほえた。これが合図となった。NBAファイナルMVPのウェイド、ジョンソンもダンクをたたき込んで15連続得点で、同Qだけで32-6。前半で勝負を決めた。シャシェフスキー監督は「みんなとても気合が入っていた」と誇らしげに笑った。
銅メダルに終わった2年前とは違った。オーストラリアと04年アテネ五輪で対戦した時は89-79の接戦。この日も第1Qはゴール下を固められて苦戦した。だが、バティエー、アンソニーを中心に前半9本中7本を決めた3点シュートで相手をおびき出し、空いたスペースを速いパス回しで再三突いて崩した。
シャシェフスキー監督の気配りも光った。第4Q残り1分53秒、お役御免で退いたポールを再び登場させた。ただ1人得点のなかった選手の起用に、みんながポールにボールを集め、約1分後に全員得点が達成された。デューク大の教え子バティエーは「全員がチームを大事に考えている」と胸を張った。今大会5度目の100点試合。00年シドニー五輪以来の世界一へ、強い米国が帰ってきた。
[2006年8月28日9時46分 紙面から]
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