木内幸男

第66回全国高等学校野球選手権大会 優勝楯を持つ石田文樹(前列左から2人目)と優勝旗を持つ木内幸男監督
第66回全国高等学校野球選手権大会 優勝楯を持つ石田文樹(前列左から2人目)と優勝旗を持つ木内幸男監督

「木内マジック」「木内節」で知られる木内幸男監督。春夏甲子園で茨城県勢の優勝は3回。いずれも木内率いる取手二と常総学院によるものだ。茨城に初の優勝旗を運んだのが夏の大会の取手二だった。たった1本の深紅の大旗を手にするには勝つしかない。決勝戦前の球児らに、上記の言葉は、まさに激励と気合の一言だったに違いない。先発は石田文樹。相手は連覇を狙うPL学園、2年生エース桑田真澄が立ちはだかる。延長10回に4長短打でPLを8-4で振り切った。茨城弁の木内節はファンも多く、名言・苦言(?)もたくさん残している。

(^o^)

<高校野球・1984年8月22日掲載>