清原弘子(清原和博の母)

意中の巨人から指名されず複雑な表情を見せるPL学園の清原
意中の巨人から指名されず複雑な表情を見せるPL学園の清原

世に言うKKドラフト事件――KKコンビで一世を風靡したPL学園・清原和博と桑田真澄。桑田は早大進学を表明していた。清原は「憧れの巨人」を熱望していた。ところが巨人の1位指名は桑田だった。学生服姿の清原は記者会見に臨むために〝巨人1位指名〟を待っていた。テレビ画面には「何が起こったの?」といった表情の後、涙があふれ出る清原の顔のアップが映し出された。結局6球団が競合、西武が交渉権を手にした。テレビを見ていた母親が言った言葉が「あんたが勝手にほれて、勝手に振られたんやないの。男やったら諦めなさい」。さすが岸和田のおかんや!

(/_;)

<高校野球・1985年11月22日掲載>