河瀬直美

「東京2020」五輪公式映画でメガホンを握る河瀬直美監督
「東京2020」五輪公式映画でメガホンを握る河瀬直美監督

世界3大映画祭の1つカンヌ国際映画祭でカメラドール(新人監督賞)を受賞した河瀬直美。1997年。23人の新人監督から選ばれた。受賞作は初監督作品で奈良の過疎村の人々を描いた「萌の朱雀(もえのすざく)」。「情感を重視した演出が見る者を魅了」「人間の普遍性を描いている」と評価された。「私が地球に生まれてきた意味があったとすれば、それは映画と出合えたことです」とスピーチした。10年後「殯(もがり)の森」がグランプリ(最高賞に次ぐ賞)。彼女の監督作品は国際映画祭で多くの賞に輝いている。「東京2020」の公式映画監督に決まった。「ストーリーを伴い、世界中の心を動かす作品にしたい」と語った。(^o^)

<芸能・1997年5月20日掲載>