カール・ルイス

世界陸上東京大会100メートル決勝、世界新9秒86で優勝し3連覇を達成したカール・ルイス
世界陸上東京大会100メートル決勝、世界新9秒86で優勝し3連覇を達成したカール・ルイス

9秒86のドラマの中にたくさんの名言が詰まっていた。カール・ルイス。1991年世界陸上東京大会で、100メートルを世界新記録で優勝し、大会V3を達成した。スタートで出遅れたが「スタートは加速するためのもの。ただ速く飛び出せばいいってもんじゃない」とインタビューで語り、「スタートだけなら彼らは世界新記録だったよ」と王者の余裕と誇りを見せた。100メートルでは五輪連覇、世界選手権3連覇を含め、五輪で9個、世界選手権で8個の金メダルを獲得している。ウサイン・ボルトが登場するまでは伝説のスプリンターとして〝世界最速〟〝陸の王者〟として名をはせた。走り幅跳びでは五輪4連覇の大偉業を成し遂げている。(^o^)

<陸上・1991年8月26日掲載>