日本自転車競技連盟の橋本聖子会長は22日、2020年東京五輪のトラック種目、BMX、マウンテンバイクの会場計画の見直しで、国際オリンピック委員会(IOC)が期限として設定した6月7、8日のIOC理事会(ローザンヌ)までに決着させることは難しいとの認識を示した。

 大会組織委員会は3種別全ての静岡県伊豆市への変更を検討していたが、国際自転車連合(UCI)はBMX、マウンテンバイクの東京開催を求めている。

 6月にUCIの担当者が来日して再協議する予定で、橋本会長は「そんなに長く時間はかけられないが、6月のIOC理事会は難しい」と語った。