サーシャ・モードロ(イタリア=ランプレ・メリダ)が第13ステージに続き、今大会2勝目を挙げた。

 残り4キロを切ったところで集団からルーカ・パオリーニ(イタリア=カチューシャ)が飛び出し、単独で逃げたが残り1キロ付近で吸収。集団スプリント勝負となり、アシスト2人に引かれたモードロが先行。そのまま振り切った。2位にジャコモ・ニッツォーロ(イタリア=トレックファクトリー)、3位にはルカ・メズゲッツ(スロベニア=ジャイアント・アルペシン)が入った。

 モードロは「残り4キロで周囲を見ると、ライバルたちは自分より疲れているようだった。昨日は厳しいレースだったが脚の調子は良かった。今日は暖かく、自分の理想の日だった。マクシミリアーノ・リチェセとロベルト・フェラーリが完璧なリードアウトしてくれ、何も恐れることはなかった」と話した。

 アルベルト・コンタドール(スペイン=ティンコフ・サクソ)はトップと同タイムの23位でゴールし、総合首位を守った。

 別府史之(トレックファクトリー)は35秒遅れの57位で、総合は3時間17分1秒遅れの112位。