イタリアを拠点とする自転車ロードレースのプロチーム「NIPPOビニファンティニ」は19日、東京都港区のイタリア大使館で記者会見し、今年の全日本選手権を制した窪木一茂が2016年シーズンから加入すると発表した。

 NIPPOビニファンティニはイタリア人が中心のチームで、日本選手はほかに山本元喜ら3人が所属。1992年バルセロナ五輪代表の大門宏氏が指導陣に名を連ねている。26歳の窪木は来年のリオデジャネイロ五輪をトラック種目、20年東京五輪はロードレースでの出場を目指しており「全日本で優勝したことで、来年ヨーロッパで走りたいと思った。まだ実感が湧かないが、すごく光栄」と話した。