国際自転車連合(UCI)は1日までに、舗装されていないオフロードコースを走る自転車のシクロクロス世界選手権(ベルギー)に出場したベルギー人女性選手の自転車から「隠しモーター」が見つかったと明らかにした。

 時速で4、5キロアップが見込めるといい「機材ドーピング」と波紋が広がっている。UCIによるとトップレベルの大会で技術的な不正が確認されたのは初めて。大会は1月30日のU-23(23歳以下)のレース。女子選手は地元テレビにチームの整備士が友人の自転車を誤ってレースに用意したと訴えた。