8月のリオデジャネイロ五輪を目指す自転車の英国代表チームを指導するシェーン・サットン氏がテクニカル・ディレクターの役職を辞任したと27日、英メディアが報じた。

 女子選手やパラリンピック選手に対する差別的な発言疑惑を取り沙汰され、英国の自転車連盟などによる調査を受けていた。

 オーストラリア出身の同氏は有能なコーチとして英国で長い間知られ、五輪でメダルを量産する成功を収めてきたが、リオ五輪を前に異例の事態になった。