ビンチェンツォ・ニバリ(イタリア=アスタナ)が総合首位に浮上した。最終ステージは163キロの平たんステージで、3年ぶり2度目のジロ・デ・イタリア総合優勝へ王手をかけた。

 第20ステージはライン・タラマエ(エストニア=カチューシャ)が独走で優勝。ニバリはトップから6分44秒遅れの6位でゴールしたが、前日まで総合首位のエステバン・チャベス(コロンビア=オリカ・グリーンエッジ)が8分20秒遅れの14位に沈んだため、44秒差を逆転。逆に52秒差をつけて総合首位に躍り出た。総合3位は1分17秒遅れでアレハンドロ・バルベルデ(スペイン=モビスター)。

 山本元喜(NIPPOヴィーニファンティーニ)は45分6秒遅れの140位で、総合は4時間49分5秒遅れの152位。