<ツール・ド・フランス:UCIヒストリカルレース>◇4日◇第1S=個人タイムトライアル◇モナコ◇15・5キロ

 あこがれの大舞台に臨んだ2人にはほろ苦い開幕ステージとなった。新城幸也(24=Bboxブイグテレコム)はトップから2分7秒、別府史之(26=スキル・シマノ)は2分52秒の差をつけられた。「暑さのせいというより、練習不足」(新城)「暑さがこたえた」(別府)と、ともに思うような走りができなかったようだ。

 狭い市街地で個々の脚力を競った。チームでトレインを組んでの争いがなかったせいか、新城は「まだ実感はわかない」と話す。長丁場での体力を武器とするだけに「(力を)出し切れなかった感じでちょうど良かったのかも。日に日に調子は上がっていくと思う」と前向きな言葉を並べた。

 別府は「上りでちょっと止まってしまった」と反省しつつも、雰囲気は楽しんだ様子。沿道を埋めたファンから名前を呼んでもらい「気持ち良く走れた」と暗さはなかった。

 第2Sは187キロと、本格的なロードレースに突入する。「さらに気を引き締めていきたい」(別府)「3週間のレースは始まったばかり」(新城)と、長く厳しい競争に気持ちを向けていた。