2010年のツール・ド・フランス(10年7月4~25日)のコースが14日、今年の総合優勝者アルベルト・コンタドール(スペイン)、同3位のランス・アームストロング(米国)らが出席したパリでのセレモニーで主催者から発表された。アスタナのチームメートとしてともに戦ったアームストロングとコンタドールは握手はしたものの、言葉をかわすことはなかった。

 コースは、ピレネーがツール・ド・フランスに登場して100年となるのを記念して、1910年の4つのピレネー越えが復活。そして、1974年以来となる2度のトゥールマレー峠(標高2150メートル)越えが設定された。同峠は第16ステージで通過し、休息日を挟んだ第17ステージでは頂上ゴールとなる。また、新コースはアルプス、ピレネーなどでトータル23の峠を越えるが、これは今年に比べると3つ多い。

 レースは10年7月3日にオランダ・ロッテルダムのプロローグ(8キロ)でスタートし、ベルギーを抜けて右回りにトータル3596キロを走る。3つの頂上ゴールを含む上級山岳が6ステージ、中級山岳が4ステージがあり、チームタイムトライアルがなくなり個人タイムトライアルは第19ステージ(51キロ)のみとなった。また、第3ステージ(207キロ)では2004年以来の石畳区間(13・2キロ)を走る。

 コンタドールはこの新コースについて「山岳が多いので、以前のコースよりは自分に向いている。トゥールマレー峠の頂上ゴールは私にとってグレートだ」と語った。