ロードレース世界チャンピオンのカデル・エバンス(32=オーストラリア)が2日、来年のツール・ド・フランスの優勝を目指し、プロコンチネンタルチームのBMC(米国)と3年契約を結んだ。ツール・ド・フランスで2度2位となったエバンスは先週、サイレンス・ロットを今年で離れ、ランス・アームストロングとチームメートだったジョージ・ヒンカピーと前世界チャンピオンのアレサンドロ・バランのチームに加わると声明を出していた。BMC側は「カデルがグランツアーの豊富な経験をチームにもたらす」としている。

 エバンスは総合30位に終わった今年のツール・ド・フランスの後、ブエルタ・ア・エスパーニャでは3位に食い込み、来年のツール・ド・フランスでは優勝の期待がかかっている。「成長しているチームのBMCに加わることで大きなチャンスがやってきた。楽しみにしている。過去2度の2位の時よりはもっといい状態で臨めるだろう」と話した。

 BMCはプロツアーチームではないため、ツール・ド・フランス出場が保障されているわけではなく、主催者側の招待が必要となる。これに対しジョン・レランゲ監督は「我々はグランツールを含むビッグレースへ出場する計画を持っている」としている。