昨年のツール・ド・フランス総合2位のアンディ・シュレク(24=ルクセンブルク)を擁するサクソバンク(デンマーク)のメーンスポンサーのひとつ、サクソバンクが8日、今季でスポンサーを降りると発表した。オンライン・トレーディングと投資を専門とする同社は2009年から3年契約でスポンサーとなったが、最高経営責任者のラルス・セイア・クリステンセン氏は「知名度を高めてくれたことには感謝している。しかし、銀行の狭いターゲットには最適ではない」と、当初の予定より1年早く撤退することになった理由を話した。同チームには昨年のツール・ド・フランス第17ステージを制したフランク・シュレク(29=ルクセンブルク)、世界選手権のタイムトライアルを3度制したファビアン・カンチェラーラ(28=スイス)も所属している。