<自転車:ツール・ド・フランス>◇第17S◇179キロ◇ガップ〜ピネローロ(イタリア)◇20日
本格的なアルプス山岳ステージに突入した第17Sは、2級山岳プラマルティノ峠で独走に持ち込んだエドバルド・ボアッソンハーゲン(24、ノルウェー=チームスカイ)が4時間18分00秒で逃げ切った。第6Sに続く今大会2勝目。スポンサーロゴが入ったユニホームを何度も指さしながらゴールし、喜びを表現した。2位には40秒差でバウク・モレマ(24、オランダ=ラボバンク)、3位はトップから50秒遅れでサンディ・カザール(32、フランス=FDJ)が入った。
前日2位の雪辱を果たし、見事なリベンジに成功した。ボアッソンハーゲンは、果敢にも2日連続で逃げる作戦を選択。一時、先頭を走ったルーベン・ペレス(29、スペイン=エウスカルテル)やシルバン・シャバネル(32、フランス=クイックステップ)をうかがいながら、勝負どころのプラマルティノ峠の上りでアタック。先頭をとらえると、暗く狭い下り坂をうまく走り、独走状態を築いていった。
ゴール直前は、前日のようにライバルたちと駆け引きすることなく、最後はハンドルから両手を放し、パフォーマンスをするほどの余裕でゴールラインを駆け抜けた。「昨日は勝てなくて本当にがっかりしていたが、すばらしい1日になった。最初、抜け出すのは大変だったけど、チームメートみんなのおかげだよ」。ボアッソンハーゲンは、スプリント系と山岳系ステージの異なったステージを制覇。真の実力を見せつけた結果となった。
総合成績では、トマ・ボクレール(32、フランス=ヨーロッパカー)が、プラマルティノ峠の下りでコースアウトし、時間を失う場面もあったが、合計73時間23分49秒でマイヨ・ジョーヌ(総合1位)を守った。

