国際自転車競技連合(UCI)は17日、世界ランキングの最終結果を発表。フィリップ・ジルベール(29、ベルギー=オメガファーマ・ロット)が、ジロ・デ・ロンバルディア3連覇は逃したが8位に入って20ポイントを追加しトップの座を守り抜いた。ジルベールは今季、アムステルゴールドレース、ラ・フレーシュ・ワロンヌ、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ、クラシカ・サンセバスチャン、グランプリ・ド・ケベックの5つのワールドツアーで優勝を果たすなど、718ポイントを獲得した。

 2位はツール・ド・フランス総合優勝のカデル・エバンス(34、オーストラリア=BMCレーシング)で574ポイント。3位はジロ・デ・イタリア総合優勝のアルベルト・コンタドール(スペイン=サクソバンク・サンガード)で471ポイントだった。4位はホアキン・ロドリゲス(スペイン=カチューシャ)、5位はミケーレ・スカルポーニ(イタリア=ランプレ)、6位はトニ・マルティン(ドイツ=HTC・ハイロード)、7位はサムエル・サンチェス(スペイン=エウスカルテル・エウスカディ)、8位はブラッドリー・ウィギンス(英国=チームスカイ)、9位はジロ・デ・ロンバルディア優勝で19位から浮上してきたダニエル・マーチン(アイルランド=ガーミン・サーベロ)、10位はフランク・シュレク(ルクセンブルク=レパード・トレック)。

 別府史之(ラジオシャック)は10ポイントで145位にランクされている。

 チームランキングは1位がオメガファーマ・ロット、2位がチームスカイ、3位がレパード・トレック。国別では1位スペイン、2位ベルギー、3位イタリアだった。