来年5月5日から27日にかけてイタリアなどで行われるジロ・デ・イタリアのコースプレゼンテーションが16日、ミラノで行われ、デンマークのヘアニングでの個人タイムトライアル(8・7キロ)で開幕することなどが発表された。海外での開幕は95回の開催のうち、10回目。デンマークで3ステージをこなし休息日の後、イタリアへ移動しベローナでチームタイムトライアルを行いイタリア半島を南下する。平たんステージは7、山岳ステージは11でそのうち山頂ゴールが6。個人タイムトライアルが2で、チームタイムトライアルは1となっている。

 最終週の第20ステージは218キロの山岳コースで、最高22%を含む平均こう配10・5%のモルティローロ峠を通過し、ステルヴィオ峠の大会最高標高2758メートルにゴールする厳しいコースで、ここでマリア・ローザ争いが最終決着する可能性が高い。5つの山岳を越えて187キロを走る第17ステージも厳しい。最終第21ステージは今年と同じくミラノでの31・5キロの個人タイムトライアル。