2012年ツール・ド・フランスのコースプレゼンテーションが18日、パリで行われ、トータル3479キロのコース全容が明らかになった。

 99回目を迎える同大会は来年の6月30日にベルギー・リエージュの個人タイムトライアル(TT=6・1キロ)で始まるが、個人TTは第9ステージの38キロ、第19ステージの52キロを合わせるとトータルで100キロ近くとなる。山岳ポイントは25で、第7ステージの東フランスにある急こう配のプランシェ・デ・ベルフィーユなど、いくつかの山岳が大会に初登場する。

 平たんステージは9、中級山岳ステージは4、上級山岳ステージは5となっており、山頂ゴールは3ステージ。

 クリスティアン・プリュドム開催委員長は「コースはより多くの選手がタイトル争いできるように作られた。TTが強い選手はチャンスがあると思うだろうし、山岳が強い選手はばん回できると感じるだろう」と話し、「今回のテーマは目新しさ」だとした。