国際自転車連合(UCI)は25日、トラック種目のロンドン五輪出場枠を発表し、日本は男子のスプリント、チームスプリント、ケイリンと、女子のスプリントの計4種目の枠を獲得した。日本自転車連盟は5月1日に代表を発表する。

 バンクーバー冬季五輪スピードスケートの銀メダリストで自転車に転向した37歳の田畑真紀(ダイチ)は、専門種目の団体追い抜き、オムニアムで出場枠を獲得できなかったため、冬、夏季両五輪出場はならなかった。

 男子は世界選手権のケイリンで5位に入った渡辺一成(日本競輪選手会)らプロの競輪選手、女子スプリントは前田佳代乃(鹿屋体大)の代表入りが確実視されている。

 五輪出場枠は4月上旬までの国際大会の成績による五輪ランキングに基づいて決まった。