テレビ番組で過去の禁止薬物使用を告白した自転車のランス・アームストロング(41=米国)は18日に放送された続編で、今後は「競技に復帰したいかと聞かれれば、もちろんだ。だがそうなるとは思わない。処分を受けて当然」と自転車引退後もトライアスロンや長距離走で続けていた競技活動を断念せざるを得ないとした。

 またインタビューを受けた理由について、子どもたちの将来を考えたことを挙げ、冬休みに前妻との間の3人の子どもに真実を告白したことを涙ながらに語った。

 インタビューは14日に収録された。アームストロングは17日に放送された前編で、これまで否定していた禁止薬物の使用を初めて認めた。

 アームストロングはドーピング違反で既に国際自転車連合(UCI)から永久追放され、ツール・ド・フランス7連覇のタイトルも剥奪された。