<自転車:ジロ・デ・イタリア>◇第20ステージ◇◇210キロ◇25日◇シランドロ~トレチーメ・ディ・ラバレード

 マリアローザ(総合首位)のビンチェンツォ・ニバリ(イタリア=アスタナ)が、18ステージの個人タイムトライアルに続いてステージ連勝(第19ステージは中止)を決め、総合優勝を決定的にさせた。17秒差の2位にファビオ・ドゥアルテ(コロンビア=コロンビア・コルデポルデス)、19秒差の3位はリゴベルト・ウラン(コロンビア=スカイ・プロサイクリング)だった。

 ニバリが強さを見せつけた。残り3キロ、ニバリが自らアタックをかけ先頭に躍り出る。「アタックで総合優勝を印象付けたかった」という言葉通り、総合争いのライバルたちを一気に置き去りにすることに成功。最後は雪が降りしきる、標高2304メートルのトレチーメ・ディ・ラバレードのゴールへ独走、両腕を上げて先頭ゴールを果たした。

 この勝利で、総合2位のウランとは4分43秒差まで広がった。26日の最終ステージは平地で行われるため、この差が詰まることは考えにくく、ニバリのジロ初優勝と10年ブエルタ・ア・エスパーニャ以来となるグランツール2勝目が確実になった。

 この日まで総合2位だったカデル・エバンス(オーストラリア=BMCレーシング)は、ニバリのアタックに反応できず、5分52秒差の総合3位に後退した。