<自転車:第16回ツアー・オブ・ジャパン>◇最終戦・東京ステージ◇26日◇東京・品川区ほか112・7キロコース◇自転車月間推進協議会主催、日刊スポーツ新聞社後援

 UCI(国際自転車競技連合)公認の国際サイクルロードレース最終第6戦は、日比谷シティ前スタート、大井埠頭(ふとう)14周回で行われ、チームNIPPO(日本)のフォルッナート・バリアーニ(38=イタリア)が、15時間39分44秒で個人総合時間連覇を飾った。

 昨年同様、第4戦からの首位を守ったバリアーニは「今大会でステージ優勝はできなかったが、昨年に続きグリーンジャージー(個人総合時間賞)を手にできてうれしい。昨年よりレベルの高い戦いで大変だったが、チームの日本人選手たちが素晴らしいアシストをしてくれた」と喜んだ。

 ステージ優勝は愛三工業レーシングの西谷泰治(32)が連覇。51人でのゴールスプリントを2時間34分31秒で制した。第1戦に続くステージ2勝目に「体調を崩しリタイア寸前だったが、最後にしっかりと勝つことができてよかった」と笑った。

 <個人総合時間上位最終成績>【1位】フォルッナート・バリアーニ(NIPPO)=15時間39分44秒【2位】ジュリアン・デービッド・アレドンド(NIPPO)=15時間40分55秒【3位】ダミアン・モニエ(ブリヂストンアンカー)=15時間41分20秒

 <第6戦上位成績>【1位】西谷泰治(愛三工業レーシング)=2時間34分31秒【2位】マキシミリアーノ・リケーゼ(ランプレ・メリダ)=2時間34分31秒【3位】吉田隼人(シマノレーシング)=2時間34分31秒※順位は写真判定による