<自転車:バスク1周>◇第6ステージ◇個人タイムトライアル◇25・9キロ◇12日◇スペイン

 アルベルト・コンタドール(スペイン=ティンコフ・サクソ)が、08年、09年に続き3度目の総合優勝を果たした。

 前日まで総合2位のバルベルデに12秒差を付けていたコンタドールは、最終日の個人タイムトライアルで優勝したトニ・マルティン(ドイツ=オメガファルマ・クイックステップ)から7秒差の2位でフィニッシュ。第1ステージからトップを守り続けた。コンタドールは昨季、ステージレースでの総合優勝はなかったが、今季はティレーノ〜アドリアティコで総合優勝し、カタルーニャ1周とツアー・オブ・アルガルベでは総合2位。そして今大会での総合優勝と好調を維持している。「勝てば自信となるが、トレーニングは続けなければならない。今季は悪くないスタートだ。ツール・ド・フランスには100%で臨めるだろう」と話した。

 総合2位には個人タイムトライアルで15秒差の3位に入ったミハウ・クフィアトコフスキー(ポーランド=オメガファルマ・クイックステップ)が浮上。総合3位にはジャンクリストフ・ペロー(フランス=AG2R・ラモンディアル)。アレハンドロ・バルベルデ(スペイン=モビスター)は個人タイムトライアルで1分2秒差の8位と沈み、総合5位に終わった。

 新城幸也(ヨーロッパカー)は個人タイムトライアルで6分3秒差の101位で、総合は20分44秒差の31位。