ドーピング違反で自転車のツール・ド・フランス7連覇のタイトルを剥奪され、永久追放となったランス・アームストロング氏(43=米国)が26日、英BBC放送のインタビューでドーピングがまん延していた1995年当時に戻れば「恐らくまたやるだろう」と語った。

 2013年に米テレビ番組で禁止薬物の日常的な使用を認めた同氏は、故郷の米テキサス州で取材に応じ「15年にレースに出たらドーピングはしなくてもよい。(95年当時は)悪い決断だったが、不完全な時だった」と時代背景との関係性を強調した。世間から受け入れられる時が来ることを望み、ドーピングを告白した影響で「人生が急失速した。重く厳しく、忍耐が必要だ」とも述べた。