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2014年 ジロ・デ・イタリア 結果

5月9〜6月1日 北アイルランド・イタリア UCIワールドツアー
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ステージステージ優勝マリアローザ別府順位(総合)新城順位(総合)
第1Sオリカ・グリーンエッジスベイン・タフト75位141位
第2Sマルセル・キッテルマイケル・マシューズ45位(75位)49位(136位)
第3S    
第4S    
第5S    
第6S    
第7S    
第8S    
第9S    
第10S    
第11S    
第12S    
第13S    
第14S    
第15S    
第16S    
第17S    
第18S    
第19S    
第20S    
第21S    
・第1S(5月9日、ベルファスト〜ベルファスト(北アイルランド)チームTT=21.7km)

オリカ・グリーンエッジがチームTT制す

 第97回大会が開幕し,、第1ステージのチームタイムトライアルが行われ、オリカ・グリーンエッジ(オーストラリア)が21分42秒のタイムで優勝した。

 5秒遅れの2位にオメガファルマ・クイックステップ(ベルギー)、7秒遅れの3位にはBMCレーシング(米国)が入った。ナイロ・キンタナ(コロンビア)のモビスター(スペイン)は55秒遅れの8位、別府史之のトレックファクトリー(米国)は1分遅れの11位、新城幸也のヨーロッパカー(フランス)は1分48秒遅れの21位。

 総合首位にはスベイン・タフト(オリカ・グリーンエッジ=カナダ)が立ち、「何てすごい日なんだろう。自分の人生でこんな事を想像したこともなかったよ。チームを誇りに思うし、いくら感謝しても足りないよ。素晴らしい誕生日プレゼントだ」と、この日37歳になったタフトは喜んだ。

 別府は1分遅れの75位、新城は1分48秒遅れの141位。

 ダニエル・マーティン(ガーミン・シャープ)は落車でリタイアした。

<ステージ>
(1)オリカ・グリーンエッジ 24分42秒
(2)オメガファルマ・クイックステップ +5秒
(3)BMCレーシング +7秒
(4)ティンコフ・サクソ +23秒
(5)チームスカイ +35秒
(6)アスタナ +38秒
(7)キャノンデール +53秒
(8)モビスター +55秒
(9)ジャイアント・シマノ +56秒
(10)AG2R・ラモンディアル +58秒

<総合>
(1)スベイン・タフト(カナダ=オリカ・グリーンエッジ) 24分42秒
(2)ルーク・ダルブリッジ(オーストラリア=オリカ・グリーンエッジ) +0秒
(3)ピーテル・ウイーニング(オランダ=オリカ・グリーンエッジ)
(4)キャメロン・メイヤー(オーストラリア=オリカ・グリーンエッジ)
(5)マイケル・マシューズ(オーストラリア=オリカ・グリーンエッジ)
(6)イバン・サンタロミータ(イタリア=オリカ・グリーンエッジ)
(7)ピーテル・スライ(ベルギー=オメガファルマ・クイックステップ) +5秒
(8)ジャンルーカ・ブランビッラ(イタリア=オメガファルマ・クイックステップ)
(9)リゴベルト・ウラン(コロンビア=オメガファルマ・クイックステップ)
(10)セルジュ・パウエルス(ベルギー=オメガファルマ・クイックステップ)

(75)別府史之(トレックファクトリー) +1分
(141)新城幸也(ヨーロッパカー) +1分48秒

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・第2S(5月10日、ベルファスト〜ベルファスト(北アイルランド)=218km)

キッテルがスプリント制しジロ初勝利

 マルセル・キッテル(ドイツ=ジャイアント・シマノ)が、雨となった第2ステージのゴール前スプリント勝負を制し、ジロ・デ・イタリア初勝利を挙げた。同タイムの2位にはナセル・ブアニ(フランス=FDJ.fr)、3位にはジャコモ・ニッツォーロ(イタリア=トレックファクトリー)が入った。

 マールテン・チャリンギ(オランダ=ベルキン)サンダー・アルメ(ベルギー=ロット・ベリソル)ヘフリー・ロメロ(コロンビア=コロンビア)アンドレーア・フェーディ(イタリア=イエローフルオ)の4人が逃げる展開となり、残り8キロでチャリンギが飛び出し単独での逃げきりを図った。しかし、残り3・5キロで集団に吸収。ゴール前スプリントで左から鋭く伸びてきたキッテルが勝利をものにした。

 キッテルは「正直言うと、今日はチームと一緒に先頭に位置することは簡単なことではなかった。何度もチームメートを見失った。雨が降り続けたので厳しい1日だったが、仲間たちは素晴らしい仕事をしてくれた。幸せだし、この勝利を誇りに思う。グランツアーの1勝は違うからね」と喜んだ。

 前日、総合トップに立ったスベイン・タフト(オリカ・グリーンエッジ=カナダ)は3秒遅れの集団の89位でゴール。トップと同タイム8位に入ったマイケル・マシューズ(オーストラリア=オリカ・グリーンエッジ)がマリアローザ(総合首位)を獲得した。

 マシューズは「このジャージーを着ることはとても名誉なことだ。昨日のタイムトライアルではタフトに誕生日プレゼントをあげようとみんなで決めていた。それを今日、自分が手にしているなんて驚きだ。できるだけ長く着ていたいね。少なくとも第6か第7ステージぐらいまでは」と話した。

 別府史之(トレックファクトリー)は3秒遅れの45位、新城幸也(ヨーロッパカー)も3秒遅れの49位だった。

<ステージ>
(1)マルセル・キッテル(ドイツ=ジャイアント・シマノ) 5時間13分12秒
(2)ナセル・ブアニ(フランス=FDJ.fr) +0秒
(3)ジャコモ・ニッツォーロ(イタリア=トレックファクトリー)
(4)エリア・ビビアーニ(イタリア=キャノンデール)
(5)ロベルト・フェラーリ(イタリア=ランプレ・メリダ)
(6)マヌエル・ベレッティ(イタリア=アンドローニジョカトリ)
(7)ベン・スイフト(英国=チームスカイ)
(8)マイケル・マシューズ(オーストラリア=オリカ・グリーンエッジ)
(9)ダビデ・アポローニオ(イタリア=AG2R・ラモンディアル)
(10)タイラー・ファラー(米国=ガーミン・シャープ)

(45)別府史之(トレックファクトリー) +3秒
(49)新城幸也(ヨーロッパカー) +3秒

<総合>
(1)マイケル・マシューズ(オーストラリア=オリカ・グリーンエッジ) 5時間37分54秒
(2)ルーク・ダルブリッジ(オーストラリア=オリカ・グリーンエッジ) +3秒
(3)イバン・サンタロミータ(イタリア=オリカ・グリーンエッジ)
(4)スベイン・タフト(カナダ=オリカ・グリーンエッジ)
(5)ピーテル・ウイーニング(オランダ=オリカ・グリーンエッジ)
(6)キャメロン・メイヤー(オーストラリア=オリカ・グリーンエッジ)
(7)リゴベルト・ウラン(コロンビア=オメガファルマ・クイックステップ) +8秒
(8)ジャンルーカ・ブランビッラ(イタリア=オメガファルマ・クイックステップ)
(9)ピーテル・スライ(ベルギー=オメガファルマ・クイックステップ) +8秒
(10)アレサンドロ・ペタッキ(イタリア=オメガファルマ・クイックステップ)

(45)別府史之(トレックファクトリー) +3秒
(49)新城幸也(ヨーロッパカー) +3秒

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・第3S(5月11日、アーマー〜ダブリン(北アイルランド)=187km)
・休息日(5月12日)
 
・第4S(5月13日、ジョビナッツォ〜バーリ=121km)
・第5S(5月14日、タラント〜ビジャーノ=200km)中級山岳
・第6S(5月15日、サッサーノ〜モンテカッシーノ=247km)中級山岳
・第7S(5月16日、フロジノーネ〜フォリーニョ=214km)
・第8S(5月17日、フォリーニョ〜モンテコピオーロ=174km)中級山岳
・第9S(5月18日、ルーゴ〜セストラ=174km)中級山岳
・休息日(5月19日)
 
・第10S(5月20日、モデナ〜サルソマッジョーレ=184km)
・第11S(5月21日、コッレッキオ〜サボーナ=249km)中級山岳
・第12S(5月22日、バルバレスコ〜バローロ=46.4km)個人TT
・第13S(5月23日、フォッサーノ〜リバローロ・カナベーゼ=158km)
・第14S(5月24日、アリエ〜オローパ=162km)上級山岳
・第15S(5月25日、バルデンゴ〜モンテカンピオーネ=217km)上級山岳
・休息日(5月26日)
 
・第16S(5月27日、ポンテ・ディ・レーニョ〜バルマルテッロ=139km)上級山岳
・第17S(5月28日、サルノーニコ〜ビットーリオ・ベネト=204km)
・第18S(5月29日、ベッルーノ〜リフージオ・パナロッタ=171km)上級山岳
・第19S(5月30日、バッサーノ・デル・グラッパ〜チーマ・グラッパ=26.8km)山岳個人TT
・第20S(5月31日、マニアーゴ〜モンテ・ゾンコラン=167km)上級山岳
・第21S(6月1日、ジェモーナ・デル・フリウリ〜トリエステ=169km)




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