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スポーツ強化の拠点NTCがオープン

 日本スポーツ界の悲願だった国立の強化拠点、ナショナルトレーニングセンター(NTC)が21日、東京都北区西が丘に正式オープンし、北京五輪で男子団体総合2連覇を目指す体操、やり直しとなった五輪アジア予選へ挑むハンドボール男子など10競技の選手らが初日から使用した。

 NTCは12競技の専用施設を備えており、柔道場は約1000畳と世界最大級で、各施設には国際規格の用具や備品が配備されている。レストランは24時間対応可能で、トップ選手が練習に集中できる環境を整えた。統括責任者のNTC本部長を務める福田富昭・日本オリンピック委員会(JOC)常務理事は記者会見で「スポーツマンとして大変喜んでいる。しっかりトレーニングさせて世界で勝てる選手を育てたい」と語った。

 約250人を収容する宿泊施設には、同日は約120人が宿泊。卓球では、将来有望な中学生が隣接する学校に通いながら共同生活して強化に取り組む「エリートアカデミー」を実施する。

 スポーツ界では1964年東京五輪を契機に強化拠点建設を国に要望。2000年、スポーツ振興基本計画でNTCの必要性が示された。国が建設や用地取得などに約370億円をかけて建設し、07年1月には陸上施設が完成していた。

 JOCが主体となって合宿などの事業に使う。JOCはスポーツ省(庁)の設置など選手強化に国が責務を負うことを求めており、今後さらに国の支援への期待が高まるとみられる。

[2008年1月21日18時56分]

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