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五輪会場建設などで6人死亡

 北京市政府は28日、北京五輪の会場建設状況について説明し、主会場の国家体育場での2人を含めて労災事故で6人が死亡したことを明らかにした。

 英国の日曜紙サンデー・タイムズが20日付で、独自調査の結果、国家体育場の労災事故で少なくとも10人が死亡したと伝えた。北京市安全生産監督管理局の丁鎮寛副局長は記者会見で国家体育場について「2006年と07年に1人ずつ死亡した。そのほか重傷者が出た事故が1件、軽傷者だけの事故が3件あった」と話した。

 改修を含めた北京市内の31競技会場の総建設費用は約130億元(約1930億円)以内で、国家体育場は約35億元(約520億円)という。

[2008年1月28日22時25分]

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