このページの先頭



ここから共通メニュー

共通メニュー


ホーム > スポーツ > ニュース


スポーツメニュー

義足スプリンター、北京出場へ提訴

 「自分だけのためじゃない。すべての障害者アスリートのためだ」-。カーボン繊維製の義足が人工的な推進力を与えるとして、国際陸連(IAAF)からレース出場を差し止められた南アフリカの義足スプリンター、オスカー・ピストリウス(21)が13日、北京五輪出場を目標に、健常者のレースへの出場を求め、スポーツ仲裁裁判所(CAS)へ提訴したとAP通信が報じた。

 「チーター」と呼ばれる義足の効果について国際陸連はドイツの大学に依頼し、詳細に調査。材質のチェックや動作解析などから、健常者より約25%少ないエネルギーで同じ速度を維持できることなどが分かったと1月に結論を下していた。

 だが、「ブレードランナー」のニックネームを持つ2004年アテネ・パラリンピックの金メダリストは、義足から不当なアドバンテージを得ていないと強硬に主張。「もし体が許すのであれば、われわれにも最高の舞台で戦う資格はある」と、声明を発表した。

 昨年の南アフリカ選手権では400メートルで2位に入った実績もあるピストリウス。五輪選考レースを前に、国際陸連の決定を覆すことができるか。

[2008年2月14日8時44分]

  • エヌスクへ

【PR】

関連情報

最新ニュース

記事バックナンバー

「義足スプリンター、北京出場へ提訴」に関する日記

  1. エヌスクユーザーなら、自分の日記をこのページに  できます。
  2. まだエヌスクに登録していない方は こちらで新規登録 ができます。


このページの先頭へ