フィギュアスケートの世界選手権で28日の男子フリーに臨む日本勢は27日、練習リンクで調整した。

 SP3位からの巻き返しを期すソチ冬季五輪金メダルの羽生結弦(ANA)はフリーの「ロミオとジュリエット」に合わせ、26日のSPで転倒した4回転トーループと、4回転サルコーの2種類の大技を決めた。

 SPで世界歴代3位の98・21点を出してトップに立った町田樹(関大)は4回転トーループを成功させ、好調を維持している様子だった。

 SP6位の小塚崇彦(トヨタ自動車)もフリーの演技を確認した。

 フリーでは町田が19番、羽生が21番、小塚が最終23番で演技する。