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美姫、真央の視聴率平均38・1%

 美姫、真央がオシムジャパンと亀田をKO! フィギュアスケート世界選手権で安藤美姫(19=トヨタ自動車)が金メダル、浅田真央(16=中京大中京高)が銀メダルを獲得した24日のテレビ視聴率が平均38・1%(関東地区)、瞬間最高視聴率で50・8%という驚異の数字をたたき出した。同日夜のサッカー日本代表-ペルー代表戦、ボクシングの亀田興毅対モラレスを大きく上回るもので、フィギュアブームの勢いは、さらに加速しそうだ。(数字はビデオリサーチ社調べ)

 氷上の妖精の人気が「視聴率の巨人たち」を、ことごとく打ち破った。ビデオリサーチ社から発表された数字は、驚異的なものだった。関東地区で平均視聴率38・1%、瞬間最高50・8%を記録しただけではなく、安藤、浅田真の出身地愛知県が含まれる東海地区では平均43%、瞬間最高で56・6%をマークした。

 スポーツ界で高視聴率が常に期待されるサッカー日本代表は、オシムジャパンで初めて中村俊と高原の海外組が合流。今季初戦という付加価値もついたが、平均13・7%で瞬間最高が19・3%(いずれも関東地区)。亀田もノンタイトル戦だったためか平均、瞬間最高ともフィギュアの半分以下だった。

 放送時間帯の違いで「直接対決」とはいかなかったが、それでも数字の差は歴然。安藤がコーチのモロゾフと涙を流しながら抱き合うシーンに、国民の半数が感動したことになる。さらに、早朝放送だったとはいえトリノ五輪フィギュアで荒川静香が金メダルを獲得した際(平均31・8%、瞬間最高43・1%)も上回り「国民的行事」だったことをうかがわせた。

 有形無形でフィギュア効果はでている。この日、安藤の公式ファンクラブへの入会問い合わせも2割ほど増えた。また空前のフィギュアブームに、日本スケート連盟が新たに動きだすことも分かった。伊東フィギュア強化部長は「今の勢いもあるし、各自治体にスケートリンクの建設などを働きかけていく。底辺が広がれば強化にもつながる」と、さらなる人気アップへのプランを明かした。ミキティー、真央ちゃんの勢いはブームの域を越えて日本全国に広がり始めた。【菅家大輔】

[2007年3月27日8時37分 紙面から]

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