石川遼(19)が、日本国内では無効の国際運転免許証で乗用車を運転したとして、埼玉県警が道交法違反(無免許運転)容疑で書類送検したことが21日、県警への取材で分かった。

 送検容疑は、遠征中の米ネバダ州で国際運転免許証を取得し、4月に帰国後も、自宅のある埼玉県内から千葉県内のゴルフ場などへの行き帰りに車を運転した疑い。石川は、国内運転免許は取得していなかった。

 2002年改正の道交法では、海外滞在期間が3カ月未満の場合、国際運転免許証は国内では無効で無免許状態となる。

 県警は6月、石川から任意で事情聴取。「無効とは知らなかった」と説明したといい、県警は故意ではなかったとみている。