石川遼(20=パナソニック)が14日、アジアツアー最終戦のタイ選手権(15日開幕、タイ・アマタスプリングCC)のプロアマ戦に出場した。同選手権には今年のマスターズ覇者シュワーツェル(南アフリカ)全英覇者クラーク(英国)ら世界のトップが集結。石川は現在、マスターズ出場圏内ぎりぎりの世界ランク50位。「1次選考」締め切りになる年末まで順位を守るためにも大事な一戦になる。

 コースは09、10年のアジア欧州対抗戦ロイヤル・トロフィーでプレーしたコースで、グリーン形状、球の落としどころなどは理解している。「アドバンテージにはなる。グリーンの芝質はアジア特有。球の跳ね方、転がりも独特なんで」と上位進出に自信をみせた。