男子ゴルフの今年最終の世界ランキングが19日に発表され、前週から一つ順位を落として51位となった石川遼(20)は50位以内を逃したため、来年のメジャー開幕戦、マスターズ・トーナメント(4月5~8日・米オーガスタ)出場を決められず、持ち越しとなった。

 石川遼はマスターズまで米ツアーに7試合程度出場する予定。ここで優勝するか、来年3月26日付のランキングで50位以内に入れば出場権を得る。特別招待を受ける可能性もある。

 日本ツアーの選手では昨季の賞金王の金庚泰(韓国)が25位、今季の賞金王のベ・サンムン(韓国)が30位で出場権を得た。日本勢では松山英樹(19=東北福祉大)がアジア・アマチュア選手権の優勝で出場権を得ている。

 谷口徹は61位のままで、藤田寛之は一つ上昇して68位、池田勇太は一つ上がって75位。

 1位は欧米両ツアーの賞金王ルーク・ドナルド(英国)で変わらず、リー・ウェストウッドがロリー・マキロイ(ともに英国)と入れ替わって2位に浮上した。タイガー・ウッズ(米国)は23位だった。