「杉原輝雄メモリアル

 東日本大震災復興支援チャリティプロアマゴルフ大会」が16日、兵庫・鳴尾GCで石川遼(20=パナソニック)や池田勇太(26=日清食品)、尾崎将司(65=マックスインターナショナル)らプロ33人、アマチュア99人が参加して行われた。

 昨年12月に亡くなった故杉原さんとの思い出について、石川は「自分が生きている間にお会いできればいいなと思っていたほど雲の上のような存在でした。僕が早くプロ転向することになって、お会いできたときは光栄でした」としみじみと話した。幾多の名勝負を繰り広げた尾崎将も「お互いゴルフしかできない人間だった。どこまで追究できるかというのは生きざまだった。杉原のおっさんは、最後の最後までゴルフが頭にありながら生きたわけだから、自分自身もそういうことをやっていきたい」と話した。今大会で集まった1000万円のチャリティー金は日本赤十字社を通して、被災地へ贈られる。大会の模様は5月4日のCS放送・GAORAで正午から午後1時まで放映される。