日本ゴルフツアー機構(JGTO)は7日、都内で理事会を開催した。会見で海老沢勝二会長(78)は、米ツアーのシード権獲得のため5、6月に国内3試合を欠場して渡米する意思を示した石川遼(20)に手紙を送ったことを明らかにした。「本人の希望を優先しないといけないが、国内でもファン、スポンサーなどの希望が強いので出てほしいという悩ましい心情を書いた」という。

 また、11月8~11日に静岡・太平洋クラブ御殿場Cで開催が決まっている「三井住友VISA太平洋マスターズ」について、主催者の1つの太平洋クラブが民事再生手続き中のため、主催者側の結論が出ていないことが報告された。中止の場合、代替試合の検討に入る。